水没させてしまった後すぐの行動が大きな分かれ道!
みなさんこんにちは、スマップル浜松店です(^^)/
先日ご来店いただいたお客様は、誤って水没させてしまったとお持ちいただきました!
お預かりした時は画面もつかずフロント・アウト両方のカメラの所に水滴がついているのが確認できます!お客様のお話によると水没させてしまった後すぐは電源がついていたが急いで切って持ってきていただいたようです!
水没させてしまった後は電源を切っていただくのが正解です!もし点けようと電源ボタンを押したり充電してしまうと基盤に電気が流れることになりますのでショートしてしまい、当店の水没復旧作業だけでは直すことが出来なくなってしまいます(;・∀・)
他にも水没させてしまった時にやらない方がいいこととしていただきたいことがありますので、今日はそれを書かせていただこうと思います!
やってはいけないけどついついやってしまいがちな事
①電源がつくか確認!
水から上げてすぐ電源がつくか確認したくなってしまいますが、電源を点ける事で基盤がショートしてしまう事があります!充電も同じく通電させることになりますのでお止めください!
②水を出そうと携帯を振る!
中の水を抜こうと携帯を振ってしまう事もあると思いますが、振ることによって中の水分が全体に広がってしまい濡れていないところまで濡らしてしまう事になります!
③ドライヤーなどで乾燥させる!
乾燥させることで使えるようになるのではと思いドライヤーなどで乾燥させる方もいらっしゃると思いますが、iPhoneは熱に非常に敏感です!温めすぎてしまったり冷やしすぎてしまうと他の故障につながる事もありますのでこちらもお止めください!
では水没させてしまった後どうすればいいのでしょうか!やってはいけないことの逆をやるだけでいいのです!
やっていただきたいこと
①電源を切るまたは点けない!
水から上げて電源がついているときは電源をすぐにお切りください!ついていないときは切れたままにして充電など通電することをしないでください!
②ボリュームボタンを下にしておく!
iPhoneは、基盤がスリープボタン(電源ボタン)側についています!反対のボリュームボタンの方はバッテリーが入っているため基盤が濡れてしまうよりはまだバッテリーが濡れる方が良いですのでそのようにしていただければと思います!
③周りの水分を優しくとる!
iPhoneの回りについている水分をタオルなどで包むようにして取ってください!その時もiPhoneを動かしすぎると振ったのと変わらなくなってしまうのでお気を付けてください!
そして、何日も放置しないですぐに修理に出していただくことをおススメします!放置してしまうと乾燥して直りそうな気がしてしまいますが、水分中の不純物が固まってしまいそこから腐食が進みやすくなってしまいます!
今回のお客様はすぐに持ってきていただいたので、中に大量の水分が残っている状態でした!基盤や画面についているパーツなどを外し全ての水分を取り除いて水没復旧開始です!
水没復旧も即日修理が可能です!しかし画面割れ修理などと比べると、それよりも多く時間が必要になってまいりますのでご了承ください!
バッテリー、パネル、ドックコネクター(充電口)を新品で動作確認させていたところしっかりと起動しましたので1つ1つ替えながら使えないパーツが無いかの確認をします!
今回は、お客様とご相談の結果データが欲しいだけとの事でしたので、画面にシミが出来てしまっていますが操作はできる状態なので交換せずお渡しさせていただきました!
水没させてしまった際は冷静な判断と修理に出すまでの時間が勝負になります!水没させてしまった時は修理経験豊富な当店にお持ちください!浜松駅前ビックカメラ浜松店さん正面ビル4階で毎日お待ちしています(`・ω・´)ゞ