対策してたのにうっかり水没させてしまったスマートフォン!復旧させるための水没復旧作業とは?
こんにちは!(*’▽’)
浜松駅前・ビックカメラさんの正面のビル4Fにございます、スマホ修理店スマップル浜松店です!!
昨日の夜は予想していた以上に雨が降りましたね。雨も風も強いものでしたから、傘をさしていたにもかかわらず足の膝から下とカバンの一部がびしょぬれになってしまいましたよ(>_<)
靴は諦めるとして、カバンが濡れるのは相当困りますよね。
入れていたノートなどがふやけてしまったり、乾いているはずのハンカチも濡れてしまっていたり、更にはスマホが少し濡れてしまっていたり……
水濡れ禁止なものは濡れてしまうと元には戻らない事が多いですからね。
さて、それでは、当店で行わせていただいている水没復旧作業についてと、昨日行わせていただいた修理に関してです。
こちらが昨日修理を行わせていただきました、水に濡れたiPhone6です!
「1日前に水に落としてしまい、その後すぐに点かなくなってしまった」との事で当店にお持ちくださいました。
しっかり水に浸かっているとお伺いしたため、すぐに水没復旧作業にとりかからせていただきました。
お預かりし中を見させていただきましたところこのように水に濡れておりました↓↓↓
上から下までまんべんなく濡れています。
実はこのスマホは画面割れも起こっておりました。修理前の写真では写りが悪くしっかりと画面割れが映っていないので申し訳ありませんが、薄いひび割れがございました。
画面を落としてしまい画面に傷があるまま使用していたため、今回このように水が入りやすかったのではないかと思います。
アップで写した際の写真です。赤い丸が「水没判定シール」というシールで元は白色なのですが、水分に反応して赤くなる特殊なシールとなっております↓↓↓
こちらは画面の裏となっております。当然ながら濡れております↓↓↓
先ほどの画面を取り外させていただき、分解させていただきました↓↓↓
右側がiPhone6の本体基盤、そして左側の外側にあるのがバッテリーです。バッテリーの下もしっかり濡れていますね(´;ω;`)↓↓↓
さて、それではこのように状態確認をした後、水没復旧作業を行わせていただきます。
行う作業は主に3つ
洗浄(基盤)
特殊な薬剤で基盤を洗浄させていただきます。洗うことによって水没された際に液体に含まれていた余計なものを落とすことが出来ます。
乾燥(基盤・各パーツ・本体フレーム)
基盤や各パーツに残っている水分を完全に飛ばすことでショートや腐食を少なくさせます。
クリーニング(基盤・各パーツ・本体フレーム)
接点を磨いたり入り込んでいるホコリなどのゴミを取り除きます。
となっております。
所要時間については基盤を取り外し各パーツのしっかりとした乾燥・クリーニングを行うため最低半日ほどいただいております。
先ほど電源が入らなかったiPhone6ですが、水没復旧作業をおこなった後はこのように↓↓↓
画面が点いてタッチが利くようになり、データが取り出せる状態になりました(#^.^#)
今回は素早くお持ち頂いたのと、水没されてからすぐ電源が切れ、その後充電ケーブルを挿したりしなかった為復旧の可能性が高かったものと思われます。
主要パーツも壊れていなかった為、パーツ交換無しで今回お渡しさせていただきました(*^▽^*)
水没復旧作業をご依頼いただくことが多いのですが、また水没させないために水没の対策としては
・水の近くで使わない(台所・お風呂・洗面所などなど)
・防水ケースに入れる
・ネックストラップを付けれるケースを購入しネックストラップを付ける
等がございます。
耐水機能のあるiPhone以外はとても水が内部に入りやすく、浴室の中で濡れないように気を付けて使っていても知らないうち内部に水蒸気が入り水没したのと同じ状態になってしまう事もございます。
水没させないようにする一番の対策は水の近くで使用しないことですので、皆様お気を付けくださいませ。
もし、気を付けて使用していたにもかかわらず水没させてしまった際は、なるべく早めに当店にお持ち頂ければと思います。
当店はご予約なしでも大丈夫です!もしご不明な点やご予約・ご相談がございましたらお電話やLINE他SNSでお問い合わせ頂ければと思います。
皆様のご来店、お待ちしております(*’ω’*)